登場人物紹介。
【神崎家の人々】
・神崎良(かんざき・りょう 男)
−東ユグドラシル魔法院 高等部二年在籍。
−シスコン。
−僅かに銀色がかった黒髪以外は特長という特長もない魔法使いの見習い学生。
−成績は中の中〜中の下。
−他人から魔力を受け取るのが下手、というのがちょっとした悩みの種。
−第一話登場。
・神崎綾(かんざき・あや 女)
−東ユグドラシル魔法院 高等部一年在籍。
−重度のブラコン。本人に改善意志すらない。むしろ近親相姦上等とか思っていたりする。
−腰まで伸ばした黒髪が自慢だが、良と少し髪質が違うのが不満。
−成績は学年トップだが、魔力交換については良以上に問題有り。だが、本人は気にしていない。
−兄が他の女友達に優しい気がするのが最近の悩み。
−第一話登場。
・神崎蓮香(かんざき・れんか 女)
−東ユグドラシル魔法院 高等部教師、兼、魔法院上級研究員。
−良と綾の叔母であり、育ての母。通称「レンさん」。
−外見は非常に若々しく、銀色がかった髪の色と、控えめな胸のサイズを除けば綾のお姉さんで通るほど。
−趣味は息子と娘をいじることだが、娘のブラコンぶりに頭を悩ませるお母さんでもある。
−第一話登場。
・神崎誠司(かんざき・せいじ 男)
−故人
−良と綾の父。蓮香とは東ユグドラシル魔法院での同級生。
・神崎美弥(かんざき・みや 女)
−故人
−良と綾の母であり、蓮香の双子の妹。
【友人達】
・桐島霧子(きりしま・きりこ 女)
−東ユグドラシル魔法院 高等部二年在籍。
−青みがかった髪をポニーテールにしている。目の色も少し青みを帯びているのが特長。
−成績は中の上。理論は苦手で実技が得意。美術部在籍中。
−面倒見の良い性格から下級生から慕われることが多い。姉御、と呼ばれることもあるが呼ばれると怒る。
−良と龍也とは中等部時代からの親友同士。
−第二話登場。
・速水龍也(はやみ・りゅうや 男)
−東ユグドラシル魔法院 高等部二年在籍。
−栗毛色の髪の毛と、ほっそりとした外見が特長。中性的、というか、はっきりと女性的な風貌が本人には悩みの種。
−魔法使いとしての才能は、蓮香をして「天才」と言わしめるほど。
−男女問わず絶大な人気を誇るため、ファンクラブ「速水会」なるものが作られたりしている。
−第二話登場。
【生徒会の人たち】
・紅坂セリア(こうさか・せりあ 女)
−東ユグドラシル魔法院 高等部三年在籍。
−高等部生徒会長であり、正真正銘のお嬢様。
−長い金髪に、碧眼が特長。
−成績容姿家柄のいずれも非の打ち所がないため、学内において絶大な人気を誇る。
−気に入った相手に対する独占欲が強いのが難点だが、本人は悪びれていない。
−第三話登場。
・篠宮鈴(しのみや・りん 女)
−東ユグドラシル魔法院 高等部三年在籍。
−高等部副会長であり、セリアの幼なじみであり友人。
ー短い黒髪に眼鏡の凛々しい風貌が特長。陰で「会長秘書」とも呼ばれているが、本人はわりとそう言われるのを気に入っていたりする。
−セリアには及ばないが、魔法使いとしての成績は学年上位。
−第四話登場。
・卯月鏡花(うずき・きょうか 女)
−東ユグドラシル魔法院 高等部一年在籍。
−栗色の短髪、茶色がかった目が特長な小柄な少女。
−高等部の生徒会に春から参加しており、現在会計補佐。
−中等部の頃には生徒会長をつとめ、そのときに綾と知り合っている。
−努力家であり、成績は上位。少しだけ綾に対抗意識を抱いていたりする。
−第六話登場。
【美術部の人たち】
・アルフレッド=サーカム(あるふれっど・さーかむ 男)
−東ユグドラシル魔法院 高等部三年在籍
−褐色の肌に、碧眼がまぶしい好青年だが、筋骨隆々でスキンヘッドという厳つい風貌。身長190cm。
−体育会な美術部部長。通称アル。生徒会長 紅坂セリアの崇拝者。サイン色紙が欲しいと本気で願っていたりする。
−魔法の成績は平均。運動の成績は抜群。
−同じ美術部の霧子が女子から慕われるのに対して、男子に慕われる「兄貴」肌。だが、本人にその気は全くない。らしい。
ー第二十話登場。
【紅坂家関係の人たち】
・紅坂カウル(こうさか・かうる 男)
−私立紅坂魔法研究所主幹研究員
−ぼさぼさの黒髪、しわの寄った白衣、肥満した体躯が特徴。ちょっとはダイエットしようとは思ってはいるらしい
−紅坂セリアの兄であり、当然、紅坂本家の魔法使いなのだが本人にはあまり権力欲はない模様
−興味本位で行動を起すため、余計なトラブルを引き起こすことがある。学生時代は蓮香とよく揉めていた。
−第十四話 幕間登場。
・助手君(じょしゅくん 男)
−私立紅坂魔法研究所研究員。紅坂カウルの助手
−「助手君」は相性であり、本名ではないです。念のため。
−北ユグドラシル魔法院を優秀な成績で卒業した前途有望な魔法使いだが、カウルに振り回される日々を送っている
−上司についていけずに「研究所、やめよっかなあ」と悩んでいた頃に、セリアに一目惚れし、研究所に留まっている
−第十四話 幕間登場。
・紅坂イリス(こうさか・いりす 女)
−故人
−100年以上前の紅坂家第三代当主。
−傲岸不遜な性格であり、自らを「世界樹と同格な存在だ」と豪語したとか。
−輝くような金色の長髪と宝石のような真紅の瞳の美女であったが、そのきつい性格から吸血鬼などともあだ名されたとか。
−第二十四話登場(名前だけ)。
【東ユグドラシル魔法院研究所の人たち】
・小坂卓(こさか・すぐる 男)
−東ユグドラシル魔法院研究員。
−神崎家のお隣さんであり、最近5人目の奥さんを貰った。
−短い黒髪に眼鏡をかけた優しげな面持ちの好青年……なのだが、時々ミイラ化している。
−五人の奥さんを抱える「ハーレム」の主……なのだが、時々ミイラ化している。
−第一話登場。
・緑園久遠(みどりぞの・くおん 女)
−東ユグドラシル魔法院研究員。
−神崎蓮香と小坂卓の同僚であり、泉佐奈の叔母
−ウェーブのかかった茶色の髪に、緑色の瞳をした魔法使い。
−男女関係は奔放であり、蓮香をして「節操なし」と言わしめている。
−第十三話閑話登場。
【その他の人たち】
・鐘木セフィナ(かねき・せふぃな 女)
−東ユグドラシル魔法院 高等部二年在籍。
−艶のある黒髪をセミロングにしている。仄かに褐色色の肌が特長。
−良、龍也、霧子のクラスメートにして、龍也のファンクラブ「速水会」の会長。
−彼女自身は当然、熱心な龍也のファンではあるが、他の会員たちの手綱を握るべくいろいろと自制している。
−速水会の発足に関わった良には、それなりに恩を感じているらしい。
−第十四話登場。
(順次、更新予定)